第73回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 宮城大会が、2024年5月24日(金)~5月26日(日)に仙台国際センターで開催されました。
この学会で鍼灸学科の矢島道子先生、中村沙樹先生が一般演題発表を行いました。
参加者の皆様から発表に対する質問やご意見をいただき、貴重な実のある学会となったようです。
本校が2025年に創立100周年を迎えるにふさわしい「歴史と業績」、また時代に合わせて変化させた教育の成果を参加いただいた方に確認いただける機会となったように自負しています。

-矢島道子 先生-
タイトル:山崎良齋著『最新鍼灸医学教科書』における「鍼灸学」 について - 鍼灸教育と鍼灸研究への姿勢 -  

本校の創立者、山崎良斎先生の執筆された教科書についてポスター発表。
この教科書を用いて、明治の前身は戦前から最先端の内容で教育をし、今の教科書に繋がっています。


-中村沙樹 先生-
タイトル:オンライン授業と対面授業の習熟度比較

担当科目の授業においてコロナ禍をオンライン授業群、コロナ後を対面授業群として、オンライン授業と対面授業の授業効果・習熟度の比較検討結果をポスター発表。

   


また、矢島道子先生は、高木賞奨励賞を受賞されました。
高木賞は全日本鍼灸学会の高木健太郎初代会長のお名前のがついた賞で、学会雑誌論文の中から表彰される賞です。
今回受賞した高木賞奨励賞は、優秀な研究業績に対して今後への期待や激励の意味を込めて表彰されるものです。
「この賞を頂けたのも、一緒に研究を進め、ご指導いただいた先生方と学院のおかげです。」と感謝の言葉を述べられていました。